代表挨拶

 初めまして。代表の澤山 寿生(サワヤマ トシオ)と申します。私の自己紹介にしばらくお付き合いください。よろしくお願いいたします。

 1967年島田市生まれ。私が幼き頃、建設会社で働く父が外構工事やエクステリア商品を施工する個人店を経営し、そこで職人の息子として育ちました。小学生の頃には一人でレベル等の機械を使い水平を出し、物置を建てたりする事は出来る様になっていました。手先を使う事と道具を使う事が大好きでしたし、休みの日はいつも父の仕事を手伝っておりましたから外構工事等、色々な事を子供ながらに理解していたつもりです。その時見て体験した事は今の仕事にとても役に立っていると思います。そして建築の専門校を卒業後、進学し全く別の道を目指しましたが、21歳で建築業界に戻り、小さな会社でしたが、職人として7年毎日現場で工事をし、事務所では施工図面を引き、時間があれば営業をして頑張りました。同時にいつか独立して仕事をしたいという思いから、経営や営業に関する事、技術的な事と色々な事を総合的に学びました。その後、自営業として15年程、販売業に携わり経営や接客を学びました。しかし今の自分に出来る事は建築業界で知識と経験を生かす事であると考え、現在この業界で日々奮闘しております。そういった環境で生きてくる事が出来たことに感謝しかありません。

 私は結婚を機に塗装職人の家に養子に入った事や建築の世界で生きている人の中で生まれ育った事、建築関係の仕事をしている仲間が凄く多い事等と、やはり今思えばこの道で生きていくべきだと思う事がとても多い気がします。この恵まれた環境の中で私が出来る事は、この経験を生かし腕のある仲間とこの業界で仕事をさせていただく事だと思っています。

 2011年、リフォーム業界の経営方針や教育、営業方法を学び直すところから始め、2015年に独立開業し、下請け無しの自社職人のみで行う外壁塗装工事で数多くのお仕事をさせていただきました。ですが、外構工事や内装工事、その他のリフォーム工事のご依頼がとても多く、お客様からの信頼をより高めるべく2021年2月に法人化し、今に至っております。


個人として、会社として考える事

 現在は塗装工事全般や外構・内装工事等、様々なご依頼にスムーズに対応出来るようになってきました。現場には私本人も出来るだけ直接携わり地域密着に徹底してお仕事をさせていただいております。弊社はおかげさまで今年、開業11年目を迎えることが出来ました。工事完了後のお客様には一切言われる事はありませんが、契約前のお客様には、会社として社歴が浅いと言われる事があります。お客様からのお話や過去の経験からすると、私達の考えは、社歴は長いが無知識に等しい営業マンにあおられ、道具を握った事も無いスタッフと、施工技術の確認をしていない職人さんに、丸投げ同然の工事をさせる会社に、一切を任せる方が危険だと考えています。

 一生懸命に仕事をする事は当然です。ただ一生懸命でも雑であったり、アイデアが無かったりセンスが無かったりでは本末転倒です。そして丁寧に安全に仕事をしてこそだと考えています。更に契約をする前の見積り等の内容説明はとても重要です。私達はナンセンスな、他社との比較もこちらからはいたしません。5年先、10年先とお客様には、私達(株)co.tobukiに工事を依頼して本当に良かったとメリットを感じていただける事が重要です。施工実績と現在の現場を直接見ていただき判断していただけたらと思います。

 ここで、お客様がとても気になる工事を行うスタッフの話になりますが、弊社は現在、工事依頼の増加に伴い、創業当初の様な社員である者だけが工事をする 完全自社施工型 の会社ではありません。弊社で認めた技術のあるスタッフだけで工事をさせていただいております。誤解を生むような表現を無くす為にその様な表現は控えさせていただいておりますが、今までと同じ様に安定した工事と品質で商品をお届け出来ている事に何ら変わりはありません。現在業界では内装・外装共に高度な技術を要する専門職人が不足しています。その時、会った事も無い手隙な職人を探して工事をするのではなく、弊社では何度も厳しい施工テストを行い、認められた協力会社・協力店・職人が工事を行うシステムを導入しています。結果、施工にムラが無く安定した工事が毎日行われていくものと考え、その様な体制で工事を遂行させております。365日毎日お客様が癒される大好きなお家を工事させていただく訳ですから、近隣の方への配慮も含め、丁寧に安心安全に工事を進めていく事を常に心掛けております。更に私たちが工事をさせていただきお客様にメリットが無ければ高額な工事の意味も薄れていきます。信頼のおける材料を使用し、一つ一つお客様の考えに寄り添った正直で丁寧な工事をし、企業努力により少しでもお客様に還元出来ればと頑張っております。

 法律により2023年10月1日より、建築物石綿含有調査が解体工事前や改修工事前に、有資格者による調査が義務付けられました。内装工事はもちろん、外壁塗装にも必ず必要な調査となりました。他社への外注も無く、弊社の有資格者が責任をもって調査と報告をいたします。

 法律により2024年4月1日から条件により原則として本足場を設置することが必要になりました。労働安全衛生規則に従い墜落防止措置が強化され、それにより仮設足場の設置費用が必然的に変わります。

 法律の改定や、日々変化する世界情勢などにより商品や材料価格が大きく変動しています。今後も変動することが十分考えられることをご理解下さい。

                                           2025年1月